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ブックレビュー【未来を予知する妄想の力】デザインで未来を変える

こんにちは。バリ島よりMARYです。

未来を予知する妄想の力 1000のイノベーションを生んだ森田恭通の仕事術

今回は世界で活躍するデザイナー森田泰道さんが書いた「未来を予知する妄想の力 1000のイノベーションを生んだ森田恭通の仕事術」をご紹介します。2020年11月発行です。

こんな方におすすめの本です
  • デザイナー森田恭通さんが好きな方
  • 世界で活躍するデザイナーの仕事への姿勢を知りたい方
  • コロナ禍で気分が落ちて前向きになれていない方
  • 「デザイン」という言葉に少し敷居が高く感じている方
MARY
MARY

森田さんのことは本を読むまで知りませんでしたが、素晴らしい経歴のデザイナーさんです!

著者・森田 恭通(やすみち)さんとは?

森田泰道

18才の時にデザイナーとしての初仕事をしてから35年間、デザイン界の第一線を走っている森田泰道さん。建築から物まで幅広いデザインをされています。

GLAMOROUS co., ltd. 公式サイトにデザインに携わったプロジェクトの数々のギャラリーが載っています。興味のある方はチェックしてみてくださいね。

グラマラス公式サイトよりデザイン一覧
グラマラス公式サイトよりデザイン一覧
グラマラス公式サイトよりデザイン一覧
グラマラス公式サイトよりデザイン一覧

ちなみに、奥様は女優の大地真央さんです。

デザイナー / GLAMOROUS co., ltd. 代表

2001年の香港プロジェクトを皮切りに、ニューヨーク、ロンドン、カタール、パリなど海外へも活躍の場を広げ、インテリアに限らず、グラフィックやプロダクトといった幅広い創作活動を行っている。

直近では、100年に一度と言われる渋谷再開発である 「東急プラザ渋谷 (2019年12月にオープン)」 の商環境デザイン、2020年開業の 「MIYASHITA PARK」 の 「DADAÏ THAI VIETNAMESE DIMSUM」 「NEW LIGHT」、2021年3月開業のW大阪 「MYDO」 のレストランデザインを手掛ける。

またアーティストとしても活動しており、2015年よりパリでの写真展を継続して開催中。

アワード: MUSE Design Awards、IDA Design Awards、SEGD Global Design Award、A’ Design Award and Competition、Design For Asia Awards、The International Hotel and Property Awards、INTERNATIONAL PROPERTY AWARDS、THE LONDON LIFESTYLE AWARDS、The Andrew Martin Interior Designers of the Year Awardsなど、受賞歴多数。

GLAMOROUS co., ltd. 公式サイトより

テクニック的な「仕事術」の本ではない

Amazonでは「仕事術」や「ビジネス書」としての分類になっていますが、テクニックとしての「仕事術」というよりも、もっと広く、森田さんの仕事に対する姿勢・思考を書きだしている内容になっています。堅苦しく真面目な仕事術・ビジネス書とは違い、肩の力をぬいてリラックスして読める本です。

森田さんが話している感じそのままの、語り口調の文章になっているので、とても読みやすくあっという間に読み終えてしまいますが、その中に「この言葉はとどめておきたい!」と思える文章が散りばめられているので、手元に置いておきたい1冊です。

世界で活躍する森田さんの実体験と前向きな言葉たちは、このコロナ禍で少し沈んでいる気分をあげてくれて、なんだか楽しいことができそうな気分にしてくれます。

気分もヤル気もガツッとあげてくれるような、講演会とかで勢いよく話すような方なのかな?と思って動画を探してみたら、意外や意外。落ち着いた口調の方でした。

タイトルの「未来を予知する妄想の力」って?

本のタイトルが「未来を予知する妄想の力」とあったので、今後の世界を「予知」するテクニックが書いてあるのかと思いましたが、違いました。本文内にあったチャプター名が、この本の内容を表しているピッタリの言葉です。

「デザインで未来を変える、妄想の力」

妄想の力が未来を「予知」するのではなく、未来を「変える」んですね。デザインだけではなく、アイデアには妄想力が必要です。

「こんな未来になったらいいな」と妄想し、そこに向かって自分が変えていく。大きなことじゃなくても、仕事じゃなくてもいいんです。自分の身の回りの小さいことでも「こうしたい!」「こうなりたい!」をたくさん見つけて、妄想する。

ここ1年半ほど、コロナコロナで毎日疲れている私たちにはその余裕がなくなっている気がします。もっともっと妄想しなくては!そう思わせてくれる森田さんの言葉。気になった文章を、自分のためにもいくつかピックアップしておきます。

自分が背伸びをすれば、その背を伸ばした分だけ、周囲の環境が変わっていく

毎日少しずづでもおもしろいことを考えよう、少しずつでもより良いものにしようと思って生きることに意味があると考えていました。

なぜなら、年数を経たときに、それがおおきな差となって自分に戻ってくるからです。

MARY
MARY

ついつい怠けそうになってしまったり、「あーできない!」と落ち込みそうになった時、私がいつも自分を励ますときに思っていたのと同じ考えです!

私はパワフルでグイグイと勢いで物事を進めていくタイプではないので、コツコツと時間を味方につけ、昨日よりも1歩でも前に進もう、と決めています。

世の中は、イケてるかイケてないか

MARY
MARY

この考え方、シンプルでかっこいいですね!なかなかこんな風にバシリと決断はできないのですが…心の隅においておきたい考えです。

デザインは思っているよりも身近なもの

「デザイン」「デザイナー」と聞くと、アートな才能がないとできない、敷居が高いイメージがありました。もちろん、お仕事にするのであれば才能が必要になってきます。

ですが、森田さんの言葉を読んでいると、デザインって「好きな場所にする」「自分が居心地のいい雰囲気を作る」もので、もっと身近なものなんだろうな、と思えるようになりました。

ゆりかごから墓場まで、人生のすべてにデザインの可能性がある

「デザインするぞ!」と構えるのではなく、もっと自由にリラックスして「こうしたらもっと楽しくなるな」「リラックスできるな」という楽しい妄想を現実に形にするものなんでしょうね。

本の概要

大人気デザイナー森田恭通が世界中でひっぱりだこなワケ

MEGU New York、MEGU Midtown、
Wホテル香港、
京福電気鉄道「嵐山駅」、
りそな銀行 東京ミッドタウン支店、
新宿伊勢丹本店 本館再開発プロジェクト、
東急プラザ渋谷の商環境デザイン、
2020年7月開業の「MIYASHITA PARK」の「DADAI THAI VIETNAMESE DIMSUM」、
「NEW LIGHT」のレストランデザイン……。

仕事に迫る1冊。

経験を妄想に落とし込み、時には不可能と言われたクライアントからも仕事のチャンスを得る。

国や文化の違いも何のその、クライアントの熱意に応えるべく圧倒的な仕事で返すその姿勢こそ

森田がトップランナーたるゆえんだ。

世界中で手掛けたプロジェクトはゆうに1000を超える、トップデザイナー・森田恭通の

「妄想で、相手の目線に立つ練習をする」、「『話のお土産』を常に携帯する」、

「緊張感漂うプレゼンの場をほぐす、森田流の『場づくり』」、「メモは取らない」など、

森田ならではの技が満載。

最前線にいながらも、なお進化を続ける仕事人の独自哲学を初公開する。

Amazonより

たまには楽しい妄想をする時間を作ろう!

たまたま目にした、この本を読まなければ森田泰道さんというデザイナーさんがいることを知りませんでした。新たな発見がある、だから読書はいいなぁ!と思います。

こんな方におすすめの本です
  • デザイナー森田恭通さんが好きな方
  • 世界で活躍するデザイナーの仕事への姿勢を知りたい方
  • コロナ禍で気分が落ちて前向きになれていない方
  • 「デザイン」という言葉に少し敷居が高く感じている方
MARY
MARY

コロナ疲れしてしまったみなさん、たまには肩の力をぬいて、楽しい妄想をしましょう!

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