この記事は実体験に基づいて書いています。またアフィリエイト広告を利用しています。

さくらインターネットのレンタルサーバー内でのWordPress移行作業

今回はさくらインターネットのレンタルサーバー間でのワードプレスの移行作業の覚書です。

さくらサーバー内でのWordpress移行作業

おすすめのさくらレンタルサーバー

このブログはさくらインターネットのスタンダードプランを利用しています。規模の中小(そこまで大規模なものはないので)はありますが、最大6つのWordpressを利用していますが、問題はほとんどなく安定していますし、問い合わせをした時の対応も早いのでお勧めのサーバーです。


以前利用していた格安サーバーはサーバーダウン等をして、WEBサイトが突然見られなくなったこともありました。サーバーはとても大事なので安すぎるものは避けておいた方が無難だと思います。

サーバー稼働には何も問題ありませんが、主人の仕事用と私の個人用がひとつのアカウントになっていたので、今回はそれをきちんと分ける作業をすることになりました。

さくらインターネットのレンタルサーバーではアカウント(会員ID)を変更したり、プランを変更する場合はドメイン情報の削除・追加(*)、データの移動作業が必要になるようです。一旦ドメイン情報を削除すると最大約2時間はドメイン追加作業が出来なくなります。つまり、その間はWEBサイトが見られない状況になりますのでご注意ください。
※同じドメインを使用する場合

WordPress のサーバー移行の手順

  1. 旧サーバーからのデータをダウンロード
  2. 旧サーバーのドメイン設定を削除
  3. 新サーバーにドメインを追加
  4. wp-config.phpファイルの編集
  5. 新サーバーにデータをアップロード

※事前に新サーバーの契約が済んでいることが前提です。

旧サーバーからのデータをダウンロード

WordPressの場合は2つのデータダウンロードが必要になります。

サーバー上のデータ

WordPressの本体やテーマ、プラグイン、アップロードしたメディア(画像や動画)など

こちらはFTPソフトでダウンロード&アップロードが出来ます。

さくらインターネットのサーバコントロールパネルがらも可能です。ログイン後、左メニューの「運用に便利なツール」⇒「ファイルマネージャー」から対象のファイルを全てダウンロードすればOK。

ただ、アップロードする際にフォルダを丸ごとアップが出来ず、フォルダをひとつひとつ開いてからアップしなくはいけなかったので、FTPソフトの使用を強くお勧めします。

データベース上のデータ

記事、カテゴリ、コメント、管理画面の設定情報など

phpMyadminにログインし、エクスポート&インポートします。

さくらインターネットのサーバコントロールパネルにログインし、左メニューの「アプリケーションの設定」⇒「データベースの設定」

そこから「管理ツールログイン」をクリックすると別ウィンドウでphpMyadminのログイン画面が現れますので、ログインしそこから対象のデータを全てエクスポートすればOK。

BackWPupを使用

私はプラグインのBackWPupを使って両方ともデータをダウンロードしました。

参考:BackWPUpで確実にWordPressのバックアップを取る方法

↑このままの設定方法でバックアップをとったものをPC上にダウンロードしました。サーバー移動をしなくても、イザという時の為にバックアップはしっかりしておくのをお勧めします。

【注意】
移転後、この設定だとBackWPupのデータがないため、再度プラグインを追加・設定する必要があります。私の場合、プラグインを追加⇒有効にすると、以前に設定したジョブが出てきました。が、バックアップを実行するとエラーに。どうやら以前のサーバー情報が残っていたようです。なので

  1. ジョブを全て削除
  2. プラグインを削除
  3. 再度プラグインを追加・有効化
  4. 新しいジョブを設定

という手順を踏んだら正常に動くようになりました。

【追加修正】2018.11.12

エラーの原因はサーバーパスの修正漏れがあったのが原因だったようです。下記ブログを参考にさせて頂きました。

参考記事:「WordPressのサーバーを移転したらBackWPupがエラーになるとき

旧サーバーからドメイン削除

サーバーコントロールパネルの左メニューのドメイン設定の「ドメイン/SSL設定」をクリック。

登録してあるドメイン一覧画面で対象になるドメインを「削除」。

一度削除すると最大約2時間、そのドメインを設定することはできなくなります。と注意書きもでますが、試しに新サーバーで登録してみたらすぐに出来ました。試してみてもいいかもしれません。

今回は初めてBackWPupを使用してデータをダウンロードしたので、万が一、元に戻らなかったら…と不安だったので、さくらインターネットのレンタルサーバーを契約すると自動でもらえるURL、xxx(任意の文字).sakura.ne.jpに仮アップし、うまくいくのを確認してから削除しました。万が一、が怖いので念には念を入れた方がいいかもしれません。

新サーバーにドメイン登録

2時間経過したら、新サーバーにドメインを追加登録します。

さくらインターネットで取得・管理中のもの、他社で取得・管理中のもの等によって方法は異なりますので、下記を参考にして下さい。

参考:ドメインの利用(さくらインターネット公式サイト)

wp-config.phpファイルの編集

データを全てアップロードする前に、ひとつだけファイルを編集する必要があります。

ダウンロードしたファイルを開きwp-config.phpファイルを新しいデータベース情報に書き換えます。

上の①~④までの4か所を変更します。さくらインターネットのサーバコントロールパネルにログイン⇒「データベースの設定」ページを開くと自分のデータベース名やユーザー名、ホスト名が分かります。

③のデータベースのパスワードは表示されていません。自分でデータベースを作成する時に作ったパスワードになります。

新サーバーにデータをアップロード

ファイルのアップデート

ダウンロードした全てのファイルをFTPソフトを利用してアップデートします。(wp-config.phpファイルは編集したものをアップします。)

サイトボリュームにもよりますが、結構時間がかかりますので時間に余裕がある時に作業をするのをお勧めします。

データベースのインポート

サーバーのコントロールパネルからphpMyAdminにログインし、インポートします。

複数のデータベースを作成している場合は対象のデータベース名をクリック(①)してから、ダウンロードしておいた旧サーバーのデータベースデータをインポートしてください。

サイトチェック

WEBサイトをチェックして問題なければ完了です!おつかれさまでした。

コメント

  1. ogasan より:

    はじめまして!
    さくらサーバー内でWordpressを移行する際に、こちらの記事が大変参考になったので、私のブログでこちらの記事へのリンクを貼らせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?

  2. […] さくらサーバー内でのWordPress移行作業 […]

タイトルとURLをコピーしました