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海外在住の7歳・日本の小学校1年生に体験入学

海外在住の7歳・日本の小学校1年生に体験入学

海外在住の我が家。7歳の長男は海外のインターナショナルスクールに通っています。6月中旬から8月初旬まで約1カ月半は年度替わりの長いお休み(スクールホリディ)です。

インターナショナルスクールではもう既に小学校2年生の長男ですが、日本だと今年の4月にピカピカの1年生。今回は長い年度替わりのスクールホリディの間に日本の小学校に通ったのでそのことについて書きます。

海外在住の7歳・日本の小学校1年生に体験入学

在学期間

6月21日~7月20日(1学期の修了式)までとその後に夏休みのプール授業があったのでそれにも参加しました。

ちなみにこの記事のタイトルに「体験入学」と書きましたが、今回通った学校では「体験」というのはなく、短い期間でもきちんと「入学」をして、帰国をする時には「退学」をする、という手続きをとります。

入学までの手順

我が家の長男の場合です。市区町村・学校によって違うので、まずは役所に行って確認することをお勧めします。私は入学する前の年末に帰国した時に役所に手順を聞きに行きました。

1.住民票をいれる

2.学務課で入学手続きをする

3.入学する小学校にて面談(入学届を出す)

4.健診を受ける

5.必要なものを購入する

6.登校する

7. 給食費の支払い&退学届を出す

1.住民票をいれる

海外に在住している方は海外転居届けを出している方がほとんどだと思うので、まずは住民票が必要になります。役所に行けばその日すぐに手続き完了となります。その場合、住民税・国民健康保険料・国民年金などの支払いをする義務が出てきますので、支払い期日・方法なども確認しましょう。

2.学務課で入学の手続き

住民票を入れたらすぐに学務課で入学の手続きが出来ました。その際に入学する子のパスポートが必要になりました。入国した日付の確認の為です。

その他、提示された書類を記入したら役所の方が入学先の小学校に連絡をいれて面談の約束を取り付けてくれました。私の場合は朝1番で役所に行き、その日の午後には面談が出来ました。

3.入学する小学校にて面談(入学届)

約束の時間に行って、校長先生と面談をします。面談と言っても、入学前に揃えなくてはいけないもの・しなくてはいけないことの説明が主になります。入学届もこの時に書きました。

日本の小学校の象徴、黄色い帽子はこの時に頂きました。

4.健診を受ける

他の子たちは入学前に学校にて一斉検診を受けています。その為、途中入学やそれを受けられなかった子は自分で各病院に回って受けなくてはいけません。

・内科

・耳鼻科

・眼科

・心臓

・歯科

の5か所が必須でした。また、6月中旬からだったので、プールの授業を受けるには内科、耳鼻科、眼科、心臓の健診を終えて異常なし、という結果をもらってからでないと参加出来ないと言われました。

長男は面談の翌日に心臓の健診の予約がとれたので、入学を1日延長し、予約がとれなかった眼科以外を全部回りました。眼科もプールの授業が始まる前に診察が出来ました。

5.必要なものを揃える

長男の学校の場合です。

海外在住の7歳・日本の小学校1年生に体験入学

揃えるもの

学校指定の物

・体操服(上下、赤白帽)

・上履き

・防災頭巾&カバー

・水泳グッズ(水着・指定の帽子・プールバック)

学校指定の物に関しては、学校から購入できるお店を教えてもらい、そこに行ったり、遠いお店もあったのでそこには電話注文して振り込みをしたりします。今のご時世、電話注文というのがなんともアナログな感じですよね。でも意外とスムーズに揃えることが出来ました。

その他

・ランドセル

・学用品(筆箱、下敷き、消しゴム、鉛筆、赤鉛筆)

・傘

・手提げ

・ランチョンマット&マスク

全てに名前を記入します。名前をプリントしたシールを用意すると色々楽でした。

後から学校側から頂くおはじきなどにもひとつひとつ名前をつけなくてはいけなかったので、シールがあると便利です。(他にも色鉛筆や数え棒などにも必要!)

学校で用意してくれたもの

・教科書

・学用品(道具箱・連絡帳・ノートなど)

・黄色い帽子

・おはじき

・数え棒

その他、色鉛筆やはさみなどは短期間だからということで貸してもらえました。

6. 登校する

普段は家の前から学校まで、帰りも学校まで車で送り迎えをしてもらっている長男。家から学校まで、子どもの足で10分強の道のりです。車の通りも多い。

普段はひとりで車通りの多い道を歩く事がほとんどない長男。ちゃんと右見て、左見て…って出来るのか?車にぶつからないのか??注意散漫だけど、自転車にぶつかるのではないか???

などなど、心配になった自分は過保護なんでしょうか?担任の先生の話では長男と同じように短期間、帰国時に通っている子の親御さんはみんなそれが心配だと言うそうです。通っている間中、朝も帰りも送り迎えをする方もいるそうですよ。

1か月も毎日は付き合っていられない!と思った私ですが、まだ土地勘がないので最初は登下校に付きそう必要があります。帰りは2日ほど迎えに行きましたが、途中まで帰り道が一緒のクラスのお友達もいたようで、3日目からは迎えに行きませんでした。

でも朝はなんだか緊張するらしく、結局は最終日まで本人の希望で途中まで一緒に歩いて行きました。

7. 給食費の支払い&退学届けを出す

1学期修了式の後も、プールの授業に出席したかったので、出席できる最後の日の翌日を指定して、修了式の日に担任の先生に退学届けを渡しました。また、その際に給食費を日計算してくださったので、学校に直接現金で支払いもしました。

住民票を抜く方は、住民票の海外転出届も忘れずにして下さいね。

初めての日本の小学校体験をして

海外在住の7歳・日本の小学校1年生に体験入学

長男に感想を聞くと、「楽しかった」という時もあれば「楽しくなかった。嫌い~」という時と、なんとも気分屋な長男らしい返事が返ってきました。

毎朝は緊張した顔で登校していましたが、帰ってくるときは良い顏をしていたので、きっと楽しかったのでしょう。まだまだ1年生なのでみんな無邪気に色々話しかけてくれたり、お世話をしてくれたりしたようです。昼休みもみんなと一緒に校庭で遊んでいたことも担任の先生から伺い、親としてはホッと一安心です。

日本語の語彙力も伸びましたし、ひらがなの書き方が丁寧に綺麗になった気がします。年齢が徐々にあがっていくと、友達同士の中に入れない、など色々でてくるかもしれませんが、楽しく通えている内は、毎年この時期には入学させようと思っています。

  • この記事を書いた人

Mari

バリ島在住17年
2人の子と2匹😸ママ
読書・お酒・海が好き
大好きなバリ島・旅行・海外生活
海外での子育てや興味のあること
色々好き勝手に綴っていきます

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