先日、長男の通う幼稚園で卒園式がありました。
マレーシアの学校は1月が年度始まり
今年度は11月20日が最終日なのですが、なぜか残り2週間を残す中途半端な時期に卒園式です。
バリ島の幼稚園でもそうでしたが、卒園生はもちろん、在園生もこの日の為にパフォーマンスの練習をして備えます。
日本でもそうなのでしょうか?
ランカウイ島はイスラム教徒が大半を占める島ですが、長男の通う幼稚園はマレー系中華の幼稚園。
通っている子供たちの国籍も色々です。
逆に純マレー系のお友達はほとんどいません。
なので、卒園生の女の子たちはセクシーな衣装を着て、メイクバッチリでダンスを披露したりします。
それがまたみんな雰囲気あってカワイイ!
我が子が卒園するわけではないのに、なぜかウルッときてしまった場面は、卒園生の子供たちがマレーシアの国旗を手に降りながら歌う
「1 Malaysia」(ワン・マレーシア /サトゥ マレーシア)
多民族国家で知られるマレーシア
様々な人種の人達が上手に融合して暮らしている…。
そんなイメージですが、やはり実際はまだまだマレー系の方たちが優遇されているのが現状のようです。
(私は知人から聞いたりするだけなので、その意見も偏りがあるでしょうし、ここで深く突っ込んで語る程の知識・理解はありませんが…。)
子供たちが歌うこの歌を聞きながら、将来本当にみんなが公平な「1 Malaysia」になれたら、マレーシアという国はもっと素敵な国になるのかも…ってこの時は素直に思えて聞き入ってしまい、ついホロリときてしまいました。
参考映像:「1 Malaysia」
今回の卒園式はテンポよく進んでちょこっとホロリとして。
ランカウイ島らしい、アットホームな雰囲気でとても素敵でした。
でもまだまだ2週間、幼稚園は続くので、日本みたいな
卒園おめでとー!!
しばらく会えないね~~!
なんて感動はちょっと薄く、人数分ないだろーと疑ってしまうビュッフェ料理の争奪戦をし、食べ終わったら
「じゃ、また来週!」
なんて感じであっさりと解散するのでした(笑)