今まで日本からバリ島までの直行便はガルーダ航空の独占でしたが、2017年の5月からエアアジアが成田までの直行便を飛ばしてくれるようになりました!
今回はバリ島(デンパサール空港)発、成田空港までのレポになります。(2017年6月16日XT401便搭乗)
参考:片道2万円!エアアジアでお得にバリ島旅行!【成田からデンパサール編】
エアアジアにした理由
この理由は一言。安い!!に限ります。
今までは年に2回ほどの一時帰国時はガルーダ航空を利用していました。主人は帰らず、大人は私ひとり。子どももまだ小さいので直行便が良かったからです。
この4月で長女が2歳になり、今まで10%の料金で乗れていたのがひとり分の料金がかかります。3人で1カ月半の往復チケットをガルーダ航空でチェックしたら約24万円。(ガルーダ航空は1カ月を超えると料金が高くなってしまうんです。)
エアアジアの予約オープンと同時にチェックしたら、ガルーダ航空の半分の料金で行けることが判明!即予約しました。
エアアジア予約の注意点
LCC(ローコストキャリア)に乗ったことがある方は分かると思いますが、普通の航空会社と違う点がいくつかあります。
料金に含まれているのは飛行機に乗る、ということだけです。
・座席指定
・機内飲食は販売のみ(水も)
・預け荷物
・ブランケット等の貸し出し
以上のものは全て料金がかかります。モニターもありません。
子連れの場合、座席が離れてしまうのは困るので座席指定は必須です。
預け荷物もチェックインカウンターで購入になると料金が高くなるそうなので、事前に、特に予約時に申し込んでおいた方がお得です。(予約完了後、後からWEBで追加すると少し高くなります。)
今回はよく吟味せず、表示されていたお勧めパッケージみたいなのをとりあえず追加購入。3人分の座席指定、食事1回分、預け荷物20Kg(3人で60Kg)がパックになったものを追加しても合計約12万7千円(3人分)でした。
ちなみに私はエアアジアの公式サイトから予約しました。
参考:エアアジア公式サイト(日本語)
フライト時間
エアアジアのフライト時間はガルーダより早いです。
成田発 08:25 / デンパサール着 14:25
デンパサール発 23:00 / 成田着 翌朝07:10
バリ島に早く着けるのは嬉しいですが、成田発が早いので前泊が必要になってきそうです。
参考にガルーダ航空だとこの時間です。
成田発 11:00 / デンパサール着 17:30
デンパサール発 00:45 / 成田着 08:50
デンパサール空港
成田空港だと第1~3ターミナルがありますが、デンパサール空港は国際線はひとつのターミナルになります。
たまにチェックインカウンターに入る前の行列がひどい時があるので、私たちは念の為フライト3時間前の20時過ぎに空港に到着しました。事前にwebチェックインを済ませておいた方が安心です。
搭乗までの手順は次の通りです。
1.チェックインカウンターに入る
入る前に、搭乗券を見せる必要があります。お見送りの方とはここでお別れですが、チェックインの手続き完了後、出国審査前であればまた外に出られるようです。
預け荷物はここでX線チェックを受けます。
2.各航空会社のチェックインカウンターへ
エアアジアははセキュリティチェックのゲートを背にして左端のAカウンターでした。
WEBチェックインを済ませておけばここでは預け荷物がある人だけ並びます。事前予約で申請した荷物の重量を超えると、厳しくチェックされ、追加料金を支払わなくてはいけませんのでご注意を。
3.出国審査
以前は出国時にひとりRp300,000を支払いをしないと出国できませんでしたが、現在はありません。
出国審査前に手荷物と人のセキュリティチェックがあり、この時点で液体物は没収。水も取り上げられます。乳幼児用のお水は持ち込めました。
4.搭乗ゲートへ
モニターで確認して、自分の乗る飛行機の搭乗ゲートへ行きます。デンパサール空港はそこまで広くないので焦る必要はありません。
今回はフライトの1時間半前になってようやくモニターに搭乗ゲート番号が表示されました。エアアジアはよく搭乗口が変更になるらしいので、モニターチェックはこまめにした方がいいと思います。出発時間が近づいたら館内放送にも耳を傾けてください。
キッズゾーン
デンパサール空港のゲート4と5の間にキッズゾーンがあります。
小さいスペースですが、子どもがいる場合にはとっても助かります。
22時近くなので、いつもなら寝ているはずの子どもたち。テンションがかなり高めになっているので、目が離せません。
あっちこっちで走り回り、笑い転げ、飛び降りる子どもたち。きっと飛行機の中ではグッスリでしょうね!
キッズゾーンの近く、5番ゲートの前におむつ替えや授乳が出来る小部屋があります。通路からはEmergencyという表示が出ているだけなので見つけにくいですが、目の前を通れば赤ちゃんマークがあるのですぐに分かります。
興奮しすぎた子どもたちが怪我をするのが怖かったので出発の1時間くらい前には、搭乗口に移動し、クールダウン。この時点で人があまりいなかったので空いているのかと期待しましたが、最終的には満席に近い状態でした。
ちなみに、機体は22時頃にようやく到着。遅延するかと思いましたが搭乗は時間通りに出来ました。ただ、出発はお客様の荷物の都合とかで30分~1時間程遅れました。
ベビーカーはチェックインカウンターでお願いしておけば搭乗直前まで使用できます。
機内の様子
横一列が3・3・3の9席。
心配していた座席の狭さですが、157cmの私でこれくらい。体の大きい男の人だとちょっと狭いかもしれません。でも、料金の安さを考えれば我慢出来る程度。
エンターテイメントやブランケット、クッションなどはないので自分で持ち込みます。探してみましたが、充電が出来そうなコンセントは見当たりませんでした。
エアアジアは寒い印象がありましたが、今回は満席だったからか快適な温度でした。
ちなみに、おそらく格安ツアーで来たのであろう日本人の方たちは座席を離されてしまったらしく、あちこちで席交換が行われていました。必ず隣がいい方は有料でも座席指定をした方が良さそうです。
食事
夜中の0時過ぎに、1回目の機内販売が始まりました。事前に1食分を予約していた私は寝ていたのに起こされ、いつ食べるか聞かれました。子どもたちも寝ていたので朝ごはんにお願いすることにしました。結局は到着まで子どもたちは起きなかったので、食事は1個だけお願いし、水は3個もらいました。
シンプルです。せっかく頼んだから、と食べましたが、次回からは成田に着いてから食べた方が美味しいので頼まないと思います。
ちなみに、いつも40円くらいで買う600mlペットボドルのお水が空港内だと5倍の210円くらいになります。
成田空港
成田空港の第2ターミナルに到着しました。空港の端っこの方に到着するので、入国審査までひたすら歩きます。成田空港での手順は次の通りです。
1.入国審査
パスポートだけ用意すれば、日本人だったらすぐに審査は終わります。
2.預け荷物受取
モニターに飛行機ごとのカウンターナンバーがあるので、そこで預け荷物を受け取ります。
ガルーダ航空の時には、機内で税関に提出する「携帯品・別送品申告書」をもらえましたが、エアアジアではもらえませんでした。申告書を置いてある台があるので、それに記入を済ませてから荷物を受け取りましょう。
3.税関
2番で書いた「携帯品・別送品申告書」と全員分のパスポートとすべての荷物を持って、税関を通ります。
朝も早かったので、全ての手続きがスムーズに行きました。
エアアジアでバリから日本まで乗った感想
バリから日本までは夜中のフライトになるので寝ているだけ。なので、サービスやら飲食やらは特に必要ないので、エアアジアで充分だと思います。
逆に日本からバリまではお昼便なので、機内での暇つぶしの用意が最重要項目となってきそうです。充電が出来なそうなので、その対策も必要です。それをふまえても、この料金の安さにはかないません。
エアアジアの登場により、独占状態たったガルーダ航空の料金が下がれば要検討でしょうが、このままで行けばしばらくはエアアジアにお世話になり続けるでしょう。
※2017年6月16日に搭乗した時の一体験談になりますのでご了承下さい。