こんにちは。バリ島よりMariです。
9月から5か月間、小学4年生の長男が使っている小中学生対象の通信教育【デキタス】 の基本的な使い方についてご紹介します。
デキタス の前は【進研ゼミ小学講座】 の紙のテキストを利用していて、デキタス が初めてのオンライン学習。
デキタスの学習の流れ
デキタス は学校で使用する教科書の流れに沿って、基本をしっかり身に着けられるような学習の流れになっています。
- 授業の動画を見る(5分以内)
- 〇×チェックで授業の内容を確認
- 基本問題を解く
- チャレンジ問題を解く
- 間違えた問題を集めた「キミ問」で苦手をなくす
- 復習に使える「テストモード」
学習をスタート
ログインをしたら、トップページの下のメニューの1番左「学習する」をクリック。
学習したい教科を選択したら「勉強開始!」
1年間で勉強する内容が単元ごとに出てきます。学習する単元を選びます。
単元ごとに、細かく分割された内容が出てきます。授業の動画も5分以内なので、時間に合わせて気軽に始められます。
進め方は番号①~⑤の順番です。
印刷が可能であれば、「デキタ'sノート」という穴埋め式テキストを完成させながら授業動画を見ると効果的です。
授業(動画)
大体5分以内の授業の動画を見ます。
①:動画の長さが分かるので、空いている時間で終わるかどうかが分かります。
②:動画のスピードも0.75~2倍速まで変えられます。全画面モードもあります。
③:動画を見終わったら、〇×チェックで授業内容の確認。(無い授業も有り)
〇×チェック
授業内容を簡単に確認できる〇×チェックがあります。
正解・不正解でアニメーションが変わってきます。低学年のお子様だと励みになりますね。
高学年になると、このアニメーションはいらないかな…とも思いますが、小4の息子を見ていると気にはならないようです。
〇×チェックが終わると全体の正誤リストがでます。間違えた問題を確認することもできます。
問題なければ、画面下の右ボタンで次の単元へ進みます。
画面右上の「前へ戻る」ボタンを押すと学習中の単元のトップページに戻ります。
画面下の左ボタン「今日の学習に一言」でコメントを送ると、「つぶやき」コーナーに掲載されるようです。
単元のトップページに戻ると、完了した授業のところにチェックマークがついています。
単元、すべての授業+〇×チェックが終わったら次は「基本問題」に進みます。
基本問題
基本問題になると、キーボードを使って入力する問題も出てきます。
基本問題は全部で10問。更に毎回する度に問題がランダムに変わっていき、1つの基本問題で28,000通りの組み合わせが存在するそうです。(デキタス 公式サイトより)
チャレンジ問題
「基本問題」で100点をとる(10問すべて正解する)と、チャレンジ問題のロックが解除され、チャレンジ問題を解くことができます。
キミ問
「キミ問」は「基本問題」と「チャレンジ問題」が混ざって出題され、さらにはそれまでに間違えた問題が優先的に出題される、オリジナルの問題集になります。
テストモード
デキタス は中学生用もありますので、中学生の定期テスト対策として「テストモード」もあります。
小学生でも、例えば学期ごとの総復習をしたい時に使えます。
トップページから「学習する」をクリックした画面上部の「テストモード」ボタンをクリックし、テストモードをONにします。
テストモードONにしたら、学習したい教科を選び「勉強開始」をクリック。
テスト範囲にしたい単元の「基本問題」と「チャレンジ問題」をクリックして選択できます。(濃いオレンジ色)
チャレンジ問題はロック解除ができていないと選べません。(グレー)
対象の単元をすべて選択したら「問題を作成する!」をクリック。
印刷するか、もしくはデバイス上でするかを選びます。
選択した単元からピックアップされた10問が出題されます。
ひとつの単元の基本問題の出題パターンは、最低でも28,000通りあるそうですが、テストモードで単元を2つ選ぶと、出題パターンは8000万通りになるそうです。
更にチャレンジ問題も入れると1500億通りになるそうです。(公式サイトより)
学習の進みをチェック
お子さんの学習の進みを保護者の方も簡単にチェックすることができます。
トップページの下メニュー、左から2番目「マイデータ」をクリック。
学習カレンダーで、ちゃんと毎日勉強をしているのかも確認できます。
私がよくチェックするのは画面上メニューの「成績記録帳」です。
教科ごとに進み具合と点数が分かります。
授業は「12/12」であれば12個の授業動画をすべて見終わっています。
「基本」「チャレンジ」「キミ問」は問題ごとに、問題を解いた回数・その平均点・最高点が記録されています。
100点をとると、ピンクで塗りつぶされます。
問い合わせへの迅速な対応!
学習の進め方で分からないことがあったので問い合わせをするとすぐに丁寧な返信がありました。
デキタスは月ごとではなく、1年分の学習内容
デキタス は申し込みをした学年の1年分の学習内容が見られます。
私はそれを知らずに、【進研ゼミ小学講座】のように、その月ごとに内容が変わるのかと思っていたので、学習量の多さに驚いてしまいました。
(それもそのはずですよね、1年分の学習量を1か月分だと思っていたのですから💦)
我が家は9月の年度途中に始めたので、どこから手をつけていいのか分からなかったので、問い合わせをしました。
丁寧な返信メールが届きました👇
デキタス は、月ごとに教材を配信するものではなく、お申込み学年の1年分の学習が常に見れるようになっています。
ですので、その学年での単元がすべて学習できる状態です。
進め方の目安としまして、学校で習っているところから始めて、それ以前のものを復習していく。
という方法があります。
デキタス は基礎学習になりますので、すべての単元を100点にするつもりで取り組んでみてください。
株式会社城南進学研究社
教務部 デキタス係 返信メールより
申し込み学年の1年分が常にみられるということは、復習も予習(先どり学習)もできるという強みがありますね。
「1日10分」の勉強とはどれくらいの内容?
デキタス のWEBサイトには「1日10分からの学習習慣」と書いてあります。
実際に長男が学習を始めると、基本問題で100点をとるまで繰り返しやっていたり、その後チャレンジ問題、キミ問など、1単元を全部終わらせようとすると、とても10分では終わりませんでした。
そこで、「1日10分」の目安を知りたく、また問い合わせをしました。
丁寧な返信メールが届きました👇
10分とは、学習習慣づけの話なので、無理なく続けられる分量から始めてみましょう。 というコンセプトになります。
1本の授業動画が3~5分程度なので、授業動画を2~3本見るだけで10分程度となります。
10分で学習が完結するのではなく、学習習慣が身についていない場合は、まずは10分程度の短い学習を、1日の中で数回実施していただくのが良いです。
なお、お子様の状況(学校の宿題などの量や、自宅学習にあてられる時間)により異なりますが、最初は10分程度の学習から始めて、1日の学習時間を少しづつ増やしていくことをお勧めいたします。
上記の流れを一気にできなくても問題ありません。最初は「授業動画」と「〇×チェック」を実施する。休憩した後に、「基本問題」に取り組む。次の日に「キミ問」に取り組むという形でも問題ありません。
または、曜日ごとに学習する科目を指定してあげるのも一つの方法です。最初は1単元を学習するのに時間がかかると思いますが、デキタス は問題「基本問題・チャレンジ問題・キミ問」に取り組むときは、毎回問題がシャッフルされて、ランダムに表示されるので、何度も取り組んでいただくことで、1単元の学習にかかる時間が短くなり、さらに、獲得できる点数が上がってくるようになります。
もし保護者の方が、子どもの学習に寄り添うことができる状態であれば、時々状況を確認しながら、問題に正解したときは、ぜひ褒めてあげてください。
個々の状況により異なるため、一般的な回答となってしまいますが、利用している中で不明点がありましたら、メールでお問い合わせください。
株式会社城南進学研究社
教務部 デキタス係 返信メールより
成績記録帳に反映されない?!
たまにデキタス の成績記録帳を見て、子供の勉強の進みをチェックしています。
長男が言うには自分は学習をしたのに、それが反映されていない、ということが多々ありましたので、それも問い合わせをしました。
丁寧な返信メールが届きました👇
授業と問題で仕組みが違うのですが、 授業の12月5日の分を確認してみました。
はじめられた形跡はありますが記録は完了になってませんでした。 ログの一部を添付しますが、記録で考えるに授業を最後まで見られていないようです。 添付ファイルの授業の開始と終了の時間を参考いただければと思います。
問題に関しましては、10問解き終わった後の得点が表示される画面を表示することで記録されます。 現状他からそういったお声はなく、特段システムからのエラーなども上がってきておりませんでした。
※ 授業に関しましては、見終わった後に戻るボタンを押すことで記録されます。 見たかどうかは、動画を最後まで見ることで完了チェックが付きます。 このような点を確認しながら進めていただければと思います。
株式会社城南進学研究社
教務部 デキタス係 返信メールより
システムのエラーではなく、長男の操作方法に問題があったようです。
丁寧にログインとログアウトの時間まで調べてくださいました。
しっかり記録を残すためには、下記の点に注意が必要です。
- 授業 → 見終わった後に「戻る」ボタンを押す
- 問題 → 全問解き終わった後の得点画面を表示
学習内容の相談もできる!
学習の進め方や使い方意外にも、無料で教科内容の質問もできるようです。(メールにて)
デキタス は毎年、多くの受験生を難関大合格へと導く「城南予備校」などを運営している城南進研グループの講師陣が、監修をしているオンライン学習教材になるので、心強いですね。
学習の基本をしっかり身に着けたい方におすすめ!
1年分が一気に配信される(見られる)デキタス 。
先どりや復習にはいいですが、1番気になったのが学習スケジュールです。
小学生だと、自分でスケジュールを管理するのは少し難しいかと思います。
ですので、私は1ヵ月でする単元を決めてあげるようにしています。
- 1ヵ月で終わらせる単元を決める
- 週末などの時間があるときに、学習状況をチェックする
- 点数の低い単元は一緒に問題を解いてあげる
塾に通うのと違い、自宅学習なのである程度の保護者の方のチェックは必要になってくるかと思います。
我が家の長男は普段はインターナショナルスクールに通っているので、日本の学校の授業をデキタス だけで進めています。
ですので「分からなくて当たり前」というスタンスで進めていますが、それでも全問正解をとっている単元もあったりと、授業動画もとても分かりやすく作られている印象です。
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