PR バリ(インドネシア)

戸建て・月6万円の賃貸物件の探し方【バリ島移住】

バリ島の家探し

今年の1月にインドネシアのバリ島へ移住したわけですが、移住にあたって最重要とも言える、バリでの家探しについて今回は書いていきます。

私たちの体験談ですので、参考程度になればと思います。

バリ島で賃貸物件の探し方

  1. 条件の整理
  2. 住むエリアを決める
  3. 予算を決める
  4. 家を探す!!
  5. 交渉
  6. 契約&支払い

2番と3番はどちらを重視するかで前後していくでしょう。

条件の整理

いきなり家探しを始めてたくさんの家を見ていくと、暑いし疲れるし、だんだん頭が働かなくなってきます。

なので、まずは自分の希望・条件を整理します。

我が家の譲れないポイントは3つ。

・セキュリティ

・渋滞を避けて長男の学校まで通える

・車2台の駐車スペース

その他、部屋数は少なかったり、バスタブはなくてもOK。

家具付き・無しもこだわりありませんでした。

住むエリアを決める

バリ島は住むとなると意外に広いです。

エリアによって雰囲気も料金もピンキリです。

外国人が住んでいるエリアとしてはざっくりと7つのエリアに分かれます。

  1. ヌサドゥア
  2. ジンバラン&ウルワツ
  3. クタ&レギャン
  4. デンパサール&レノン
  5. スミニャック&クロボカン
  6. チャングー
  7. サヌール

この中から、会社や学校など毎日行く場所に近い、海が近い…などで希望エリアを決めていきます。

私たちは「長男の学校に近い」エリアが最重要だったので、自ずと希望エリアが決定。

予算を決める

住むエリア・希望条件によっても変わってきますが、ある程度の幅をもたして探すのがお勧め。

そして、基本は1年単位での契約になります。

中には月払いできるアパートなどもありますが、その場合はちょっと割高。

1年、2年、3年と長くなればなるほど、1年単位の料金は下がっていきます。

でもいきなり長期で契約するのは危険です。

日本では有り得ないようなトラブルも多々あるので、実際に住んでみて、問題なければ次回の契約更新時に延長交渉をしましょう。

昨今のバリ島は物価が上がり続けているので、次回の更新時の家賃は上がる可能性があります…いゃ、ほぼ上がると考えていた方がいいと思います。

なので、初年度から予算カツカツのお家にしてしまうと、辛くなってくるかもしれませんのでご注意を。

私たちは年間予算を幅をもたせて決めて探しました。

以前に住んでいたのと違うエリアだったので、料金と家のバランスが分からなかったのもあります。

家を探す!!

ここからが本番。

日本のように不動産会社のWEBが充実していないバリ島での探し方としては…

a.不動産会社

b.友人・知人の口コミ

c.Bali Advertiserなどの情報誌

d.ネット

e.自分で見て回る

私たちは一見非効率に見えながらも、1番条件にあった物件に出会える確立が高い、「e.自分で見て回る」方法でいきました。

もう希望エリアは決まっていたので、長男の学校にほど近いエリアをグルグルと車で回ります。

そうすると、家に「DIKONTRAKAN」(貸します)の張り紙 がしてあるお家がポツポツと見つかります。

その張り紙に書いてある電話番号に連絡とって、間取りや料金を確認し、見たいようであれば日時を約束して中を見せてもらいます。

これを延々と繰り返し、希望の家が見つかるまで続けます。

※ちなみに「DIJUAL」だと「売ります」になります。

家持ちのオーナーさんくらいになると大体英語も通じるかと思いますが、もし信頼のおけるローカルの友人がいたらヘルプをお願いするとよりスムーズにいくかもしれません。

オーナーさんによっては外国人だとちょっと料金高めに言ってくる人もいます。

交渉

気に入ったお家があっても即決はお勧めしません。

何軒も見ていると疲れてきて冷静な判断も出来ないし、後々の料金交渉も一旦クールダウンしてからの方がうまくいく可能性もあります。

なので、「ここすごい良い!」と思っても、それは表情には出さず、「う~ん、なかなかいいね。でももうちょっと他も見て回ってから、もし気になるようだったらまた連絡するよ」とクールな感じで連絡先交換をします。

自分の電話番号もぜひ、教えてください。

そうすると翌日に先方からちょっと料金をさげても良いよ、なんてラッキーな連絡が入ることもあります。

そこから再訪し、もう1度見て、本当に住みたいと思ったらここから値段交渉のスタートです。

住む気もないのにする交渉は相手に失礼なので避けましょう。

「もし下がらなくても住みたい!」「あともうちょっと下がれば即決なのに!」と思っている場合のみ、交渉をします。

ただ下げて、ってお願いするよりも修繕個所を指摘したり、もしくは複数年契約にしたりすると料金が下がる可能性が高くなります。

修繕個所がある場合はこの交渉の時に、きちんと直してもらうよう約束をして下さいね。

契約後に備品が壊れたりした場合は、たいていは住んでいる人の自費で修繕になります。

我が家は住みだして1カ月ほどでお手伝いさん用の部屋の屋根が落ちてきましたが、もう住みだしているから修繕はそちらで勝手にやって、って言われました。

使わない部屋なので放ってありますが…。

ここが日本とは違う所ですよね。

もちろんオーナーさんによっても対応は違うので、こういう所にもきちんと対応してくれるオーナーさんだったらラッキーです。

契約&支払い

決めたらその場でいくらかの前金を渡します。

手持ちがそんなになかったらRp1jt(約8,000円)でもいいので、とにかく決めたその場で支払います。(もちろん、家賃によって前金の金額も変わります。)

口約束だけだと契約前に他の人にその物件をとられてしまうこともあります。

前金をいくらかでも支払っていれば、そのリスクは大分抑えられます。

領収書も忘れずにもらいましょう。

その後、ちゃんとしたオーナーさんなら契約書を作成してくれるのでサインして契約です。

契約前に再確認は必須です。

契約書を作ってくれない場合も、契約期間や料金など、簡単なメモでもいいので作成し、オーナーさんに確認&サインしてもらいましょう。

お互いの備忘録&トラブル防止の為、忘れずにして下さいね。

我が家の家賃

2年契約でRp140jt(約120万円)。毎月58,000円位の家賃換算になりますね。

クロボカンエリアの小さなプルマハン(集合住宅)の中です。

・2階建ての3ベッドルーム(日本でいう3LDK)

・3バスルーム(バスタブ無し)

・ベッド・ガスコンロ、エアコン等家具付き

・ホットシャワー付き(だけど、壊れてた…)

・中庭+家の前に小さい庭あり

・プルマハンの入り口にセキュリティ&ゲート付(昼間はチェック無しで誰でも入れる)

・共用プール有り

・週1~3回のゴミ収集(不定期)

・上記支払いRp175,000/月(約1,500円)

・プルサ式電気

・水は上水道使用。(以前のジンバランのお家では井戸水で汚かった…。)

住みだして2か月経過の感想

とっても住みやすいです。

以前住んでいたジンバランの家ではしょっちゅう停電や断水がありましたが、今まで停電は2回くらい。

断水はありません。

近所にも子どもも多くのんびりとした雰囲気です。

ただ、未だにネット環境が安定していなく、設置待ち。

今回の家探しは4日間で契約まで漕ぎつけました。

これはラッキーだったと思うので、バリ移住を検討中の方は月払い、家具付きのアパートなどに滞在しながらゆっくり探すのがいいかもしれません。

  • この記事を書いた人

Mari

バリ島在住17年
2人の子と2匹😸ママ
読書・お酒・海が好き
大好きなバリ島・旅行・海外生活
海外での子育てや興味のあること
色々好き勝手に綴っていきます

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