去年、2016年の10月に4泊5日でバリ島から隣のロンボク島へ6歳&1歳の子連れ旅行に行った時の記事です。
この時は1週間ほどの長男(6歳)のタームブレーク中の短い日程だったので、旅行の条件は次の3つでした。
・インドネシア国内でサクッと行けるところ
・まだ行ったことのないところ
・6&1歳の子連れ旅行なので衛星・治安面である程度安心なところ
ロンボク島の乾季は大体5~10月、雨季は11~4月なので、乾季というのも大きなポイントでした。
ロンボク島ってどんな島?
ロンボク島の場所
今や世界的に有名なリゾートアイランド・バリ島の東隣にある、ロンボク島。飛行機で約30分。
バリ島の8割くらいの大きさです。結構大きいので4泊5日の旅行でグルリと1周は厳しいので今回はロンボク島南西部~南東部にかけて回っていきました。
バリ島とロンボク島の間は近いのですがロンボク海峡があり、1800年代にイギリス人のアルフレッド・ラッセル・ウォーレスが提唱したウォーレス線が通っています。その海峡を隔て、左側のバリ島はインドネシアの、ロンボク島はオーストラリアの生物生態に変わる、と言われているんです。
海峡は流れが早いので道具を使える人間は渡れたけれど、動物たちには難しかったんでしょうか。人間が決めった国境は他の生きものたちには関係ありません。
見どころ
・ビーチがとても綺麗
・サーフポイントがある
・インドネシアで3番目に高いリンジャニ山がある
そして最近とっても人気が出ているのがロンボク島の北西部にあるギリ3島と呼ばれる3つの小島、ギリ・トラワンガン、ギリ・メノ、ギリ・アイル。バリ島から高速船で約2時間ほどで行けます。車やバイクが走れないので自転車移動のみのエコアイランドとして、更に治安も良いので現在人気爆発中。
大人気すぎるので、天邪鬼な我が家はロンボク本島へ行くことにしました(笑)。いつか、友達家族とかと一緒にギリにも遊びに行きたいな、とは思っていますが。
移動手段
主人も私もインドネシアの運転免許を持っているのでレンタカーも考えましたが、盗賊にあうからやめたほうがいい、ってバリ島在住のインドネシア人から忠告を受けたので、今回はタクシーやホテルの送迎車を利用して移動することにしました。
ロンボクに着いてからロンボク在住の人たちに聞いたら、あるポイントではバイクに乗ったサーファーを狙った盗難は実際にあるそうで、車だったら大丈夫、と言われました。
実際、旅行中に危ない目に遭ったことはありませんでした。もちろん、運が良かっただけなのかもしれないので注意は必要です。
子連れ旅行スケジュール
あっちもこっちも行きたかったけれど、移動時間ばっかりになってしまうと子供たちには辛いので今回は南側を狙いました。
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1日目(オレンジ線)
バリ島~ロンボク島~ナルマダへ
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2日目(青線)
綺麗なビーチを求め、セコトンへ
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3・4日目(緑線)
南東部のジーヴァ ベローム ビーチ キャンプへ
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5日目(黄線)
水上ランチをしてからバリへ帰島
ロンボク島の旅を終えて
観光地化が進みすぎているバリ島と比べ、まだまだ風景も人も素朴さが残っていて居心地が良かったです。
ロンボク島の先住民であり、人口の8割を占めているササック族にもとても興味があったのですが、観光客向けのササック文化がみられる場所しか見つからなかったので今回は遠慮をしておきました。簡単に行ける場所にはもう近代化した文化しかみられないのかもしれません。
在住者の方が本当におすすめ!と言っていた綺麗なビーチは今回行けなかったので、次回はその場所も含め、北東部をまわってみようと思っています。