2014年の9月に2泊3日で行ったタイ王国の首都、バンコクの旅行記の最後です。
1日ゆっくり遊べる最後の日に行ったのは…
MBK(マーブンクローンセンター)
バリでは簡単に手に入っていた長男用のDVD。
ランカウイでは種類がとっても少なく、手に入りづらいのでバンコクで買いたいと思い友人に聞いたところ、MBK(マーブンクローンセンター)がいいよ、と言われたので行ってきました!
買いたいものはなんでも揃っちゃいそうなショッピングセンター。
小さいショップが所狭しと並んでいます。
お目当てのDVDのショップは確か4階だったかな?
携帯のアクセサリーとかの小さいお店がズラリと並んでいる中に、ポツポツとDVDのショップもいくつかあり、パッと見どこも同じような料金だったので適当なお店で選ぶことに。
ランカウイとは比べ物にならない品ぞろえに、長男ご満悦!
1枚80バーツ(約300円)とバリに比べると高い(バリだと1枚100円位。)ですが、開封してすぐに画像が飛び飛びだったり、すぐに見られなくなったりする当たり外れの多いバリ産に比べると品質は高い!
今の所、何回見ても大丈夫です。
買うものを選ぶとそれを焼いてくれるのに30分~1時間位待たされるので、DVDを買いたい方は1番最初にお願いするといいかもしれないですね。
DVD以外には特に欲しいものも無く、MBK内をプラプラしていたんですが、イチオシの可愛いお店を発見!
アジアン雑貨店・ロフティバンブー
お店の雰囲気の可愛らしさが他とは断トツに違いました。
店員さんに聞いてみると、なんとオーナーは日本人の方。
頂いた可愛らしいパンフレットをよくよく読むと、Lofty Bamboo(ロフティバンブー)さんのコンセプトは…
1.フェアトレード
2.伝統技術と新しいデザインの融合
の2本柱のようです。
フェアトレードとは?
「フェアトレード」とは「公正な取引」のこと。
公正取引(こうせいとりひき、英: Fair trade、フェアトレード、公平貿易)とは、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である。
最近のニュースでも話題になっているファストフードならぬ「ファストファッション」。
安くて良いものを売る為に、まだ小さな子供たちを安い賃金で働かせたり、貧しい村々の人たちが健康を害されてしまうような環境で作らされたり…。
そんな犠牲を知らずに、私たちは安くて良いものを求めて沢山の洋服や小物を買い、企業は多額の利益を得る。
そんな不公平な状況を失くそう!
貧困のない、きちんとした対価を支払う公正な社会にしよう!
そういう理念に基づいた形の貿易のようです。
そして今回、フラリと入ったLofty Bamboo(ロフティバンブー)さんはWFTO-Asia(World Fair Trade Organization-Asia/世界フェアトレード アジア機関)のメンバー。
頂いたパンフレットにも明記してありました。
生産コスト = 販売料金の50%
運営コスト = 販売料金の40%
利益 = 販売料金の10%
更にその利益の10%をEDF(The Education for Development Foundation)に寄付しているそうです。
伝統技術と新しいデザインの融合
タイの少数民族を中心に、代々引き継がれてきた伝統技術。
こちらを守る事も理念のひとつのようです。
昔からあるものだけを作り続けていても、誰も買ってくれないのでは意味がありませんよね。
村の人たちには技術がある。
そこにオーナーの方は新しい提案をして、伝統技術とモダンなデザイン、現代でも使いやすい、手に取りやすく買いやすい形にして販売をしているようです。
リス族やカレン族のファブリックやシルバーなどなど。
店内に並んだ商品は雑貨や小物、ワンピースなどの洋服やトップス、帽子、靴、カバン、シルバーアクセサリーなど、女性の購買力をくすぐるようなアジアンテイストの可愛らしいデザインの物がギッシリ。
いつか実際にこれらの商品が造られている村々に行ってみたいな~~なんて思いながら商品を見ていました。そんな中で今回購入したのは…
カレン族のシルバーネックレス。とってもシンプルなデザインが素敵です。
エコバッグに使えるかな?と思い選んだトートバッグ。
色は2色あって、主人も私も店員さんももう一つの色が良い、って言ったんですが長男がコッチの色だ!とひとり言い張ったので、今回は長男の意見を優先。
こちらの布バッグは調べたところによると、バンコク市内で自立を目指す女性たちが作ったタイの伝統的な腰巻として使われる布を使った物のようです。
バンコクの数あるショップの中で個人的イチオシのLofty Bamboo(ロフティバンブー)さん。
私の行ったMBK(マーブンクローン)は実は2号店で、同じバンコク内のカオサンロードに1号店があるそうです。