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バリ島の小さな村から始まったタンテリケラミック

バリのお土産として人気があるジェンガラケラミック。プルメリア(フランジパニ)の模様をあしらえた食器など、バリ島に来た方はホテルやレストランでも目にしたことがある方も多いと思います。

ジェンガラケラミック 公式サイトより

ジェンガラケラミックは1976年、ニュージーランドの陶芸デザイナーBrent Hesselyn氏とオランダとインドネシアのハーフのホテル経営者Wija Waworuntu氏、そしてその家族と共にバリ島のサヌールにあるWija Waworuntu氏のホテルで使う食器を造ることから始まりました。今では世界中のデザイナーとコラボしながら進化をし続けているブランドです。

ジェンガラケラミックは有名すぎて、日本でも通販で売っているサイトもたくさんあるので、今回はそのジェンガラケラミックの発祥から遅れること、10年。バリ島の小さな村で始まったケラミックアートスタジオ、タンテリ(Tanteri)についてご紹介します。

※ケラミック(Ceramic)とは焼いて作られる陶器のことです。

タンテリ(Tanteri)とは

タンテリは1987年にバリのタバナン県ペジャテン(Pejaten)村のタンテリ氏(I Made Tanteri)によって設立されたケラミックアートスタジオ。ケラミックアーティストたちの作品を作るスタジオとしてスタートしました。

当初はケラミックを焼き上げる火の温度の調整がうまくいかず、何度も試行錯誤をしたそうです。 オランダ人のケラミックアーティストMrs. Hester Tjebbes の助けを受ける内、火の調整がうまくいくようになり、その内に安定した品質のケラミック製品を造れるようになりました。今ではコンラッドやザ・レギャン、アヤナリゾート等々、数多くの有名ホテルやレストランでも利用され、村の生計に欠かせない産業となっていて、インドネシア政府から表彰をされたこともあります。

バリ島の小さなひとつの村からバリ人によって始まったタンテリ。ずっしりとした重みと高級感のあるケラミック製品はお料理の美味しさを一層ひきたててくれます。

場所

デンパサール空港から車で約1時間半ほどのタバナンにあります。周りにはこれといった観光名所はなく、ちらちらとケラミック製品の小さなお店やレンガ造りをしている地元の工房があるだけです。

ユニークな置物のお出迎え。ひっそりとあるので穴場感があります。

店内の様子

店内にはケラミック製品がたくさん展示されています。ジェンガラと違いしょっちゅうお客さんが来るわけではないので、お客さんが来たら工房から人が来て電気をつけてくれて店番をしてくれます。

買ったもの

あれもこれもと欲しくなってしまったのですが、我が家の食器棚はもうスペースが余っていないので我慢して4種類に厳選。

※料金は2017年10月時点のものになります。

Main Course Salad (D26xH6.5cm)

このお皿はもう毎日といっていいくらい、使っています。ずっしりと重いんですが、どんな料理にも合うし、私の手抜き料理も5割増しで美味しそうに見せてくれるんです。

Rp231.000(約1.800円)。

こういうお皿はもっと欲しいので次回行ったら買っちゃうと思います。

Square Souce Dishes (D6.5xH2cm)

4人家族なので4枚。本当は全部色違いにしたかったけど、在庫がありませんでした。

ひとつRp42.000(約330円)

Plain Glass Caramel (D7xH8.5cm)

7歳長男用のマグカップ。シンプルなものを選んでいました。

Rp67.200(約530円)

Rice Bowls

これを買う間では割れないプラスチックの食器を使っていた7歳の長男用のお茶碗。黒で格好いいからコレにしたそうです。私のよりも大きなお茶碗。いつに日かこのお茶碗に大盛にしたご飯もペロリと食べてしまえるようになるんでしょうね。楽しみです。

工房見学もできる

私たちは行きませんでしたが、ショップの裏手には工房も併設してあるのでいつでも見学ができるようです。希望者は陶芸体験なども出来るようです。(事前に問い合わせをしてみてくださいね。)

タナロット寺院に行かれる方はその前に少し足を延ばして立ち寄ってみるのもいいかもしれません。(車で大体30分くらい。)私たちはムンジャンガンに遊びにいく途中で立ち寄りました。

参考:Tanteri 公式サイト

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